ホームページ用の写真を用意しよう!写真を使うときの注意点も解説
自社のホームページに写真を使用すると、見る人が会社や商品についてイメージしやすくなり印象もアップします。ただし、ホームページ用に写真を撮影する際や使用する際には、いくつか気をつけるべきポイントがあります。今回の記事では、ホームページ用の写真を用意するときの注意点について解説しましょう。
ホームページを構成する写真は主に3種類
一般的にホームページで使用されている3種類の写真について順番に解説しましょう。
人物写真
より親近感を感じてもらえるように、スタッフ紹介のページで顔写真を載せる企業も多くあります。実際にどんなスタッフが働いているのかがわかるので、雰囲気が伝わりやすくなるでしょう。また、プロのモデルを依頼する場合は、自社のイメージに合うモデルを選びましょう。
ものの写真
ホームページでは自社商品など、ものの写真を掲載することが多々あります。商品を撮影するなら、商品のメリットや魅力が直感的に伝わるように気をつけましょう。より購買意欲がわくように魅力的に撮影するのがポイントです。
背景写真
背景写真とは、会社や店舗などの外観風景やオフィス内風景のことです。背景写真には人物を含む場合もあります。背景写真を使うと、ホームページ全体の雰囲気づくりに効果的です。一般的なイメージ写真であれば、写真素材サイトから使用する方法もあります。
どの写真にも共通する?写真撮影のコツ
写真撮影するときは、気をつけたいポイントがあります。人物・物・背景、どの写真にも共通するコツを紹介しましょう。
引きで撮る
あまりにも被写体に近づいて撮影すると、編集で文字を入れるときに不便になる場合があります。引きのアングルを中心にして撮影してください。
イメージに合う写真
実際にホームページに使用するときのことを考えて、ブランドイメージに合う写真を撮りましょう。サイトテンプレートを選んでおけば、イメージに合う写真を撮影するのに役立ちます。
さまざまなパターンで撮影する
正面から、左寄りから、右寄りから、など複数の構図で撮影しましょう。様々な角度から撮影しておけば、編集の際に選択肢が広がるはずです。
ユーザー視点を意識しよう!
写真を使うときは、ホームページを見てくれる人の視点を意識しましょう。ユーザーがストレスを感じないように、どんなことに気をつけるといいのでしょうか。
サイズに注意する
高解像度の写真を使用すると、ホームページの表示速度が遅くなってしまいます。読み込みに時間がかかると、ストレスを感じてホームページを見るのをやめてしまう場合があります。写真のサイズを減らすなどして、表示速度がアップするように心がけてください。
スマホでも見やすい配置に
スマホでも見やすいレイアウトを意識しましょう。特に自社サイトがスマホユーザーをメインターゲットにしているのであれば、スマホで見やすい写真サイズや配置にしてください。
横長の写真が基本
縦長写真はテキストを分断してしまうので、スクロールしないと読めなくなります。ホームページでは横長の写真を選ぶのが基本です。
著作権のことも忘れずに!写真を使う時の注意点
写真を使うときに絶対に忘れてはいけないのが著作権です。ホームページで写真を使うときに注意するべきポイントについて解説しましょう。
ネット上の写真
小説やアートと同じように、写真には著作権があります。SNSなどのインターネット上で公開されている写真であっても、もちろん著作権が存在します。そのため、撮影した人の許可をとらずに無断で写真を使用すると、著作権違反となってしまいます。
また、写真素材サイトを利用する人も多いものですが、使用前に必ず利用規約をチェックしてください。サイトによっては営利目的での使用を禁止している場合もあります。また、写真素材サイトのイメージ写真は、他社も同じ写真を使用する場合があることも覚えておきましょう。
自分で撮影した写真
人物を撮影する場合は、被写体である人が肖像権をもちます。写真をホームページで使用してもよいか許可をとりましょう。また、無関係のものや人が写真に写りこむことによって、著作権や肖像権侵害になるリスクもあります。他社の商品や通行人などが映りこまないように注意してください。
プロに撮影してもらった写真
プロのカメラマンに撮影を依頼した場合は、カメラマンが著作権をもちます。ですから、カメラマンに写真をホームページで使用する許可をとりましょう。もしホームページ上だけに使用する取り決めをしていたのに、勝手にほかのメディアでも写真を使用した場合は、著作権違反になります。どこに写真を使用するかカメラマンと確認しておくのが、トラブルを防ぐコツです。
まとめ
今回はホームページで写真を使用するときのポイントについて解説しました。写真を撮影するときは構図などに気をつけ、ホームページを見るユーザー視点を忘れないように注意してください。また、肖像権や著作権にも考慮しなければなりません。トラブルを未然に防ぐためにも写真の著作権がだれなのかなど、よく確認してから使用しましょう。