ホームページ制作はフリーランスに依頼してもよい?探す方法は?
近年、日本でも様々な分野で活躍するフリーランスの人口が増えてきました。なかでもホームページ制作においては、多くのフリーランサーが活躍しています。しかし、フリーランスに依頼することに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。本記事では、ホームページ制作をフリーランスに依頼してもよいか、について解説します。
ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリット
最初にホームページ制作をフリーランスに依頼するメリットを見てみましょう。代表的なものとしては、次の2つがよく挙げられます。
①コストが抑えられる
ホームページ制作をフリーランスに依頼する最大のメリットは、コストが抑えられる点にあります。個人で仕事をしている方の多くは自宅やカフェなどで作業をすることが多いので、制作会社のように多くの設備費や人件費がかからないためです。
②コミュニケーションが円滑に進む
制作会社にホームページ制作を依頼する場合、窓口担当や制作担当など、複数人のスタッフと一緒に仕事をすることになります。そのため、合意形成や進捗の共有などに時間がかかってしまいます。制作会社内のキーパーソンの了承を得ないと次のステップへ進めない、なんて事態も起こり得るでしょう。
一方で、フリーランスに依頼した場合はその手間も省きやすくなります。意志決定やスケジュール管理も個人で行ってくれるので、コミュニケーションもスムーズでサクサクと制作が進みやすいでしょう。
ホームページ制作をフリーランスに依頼するときの注意点
しかし、ホームページ制作をフリーランスに依頼するときには注意しなければならないこともあります。ここでは2つほど例を挙げてみましょう。
デザイン~コーディング~公開まで一貫してできるか
フリーランスの方に得意・不得意があり、たとえばデザインに長けていてもコーディングはできないなどといった場合は注意が必要です。結局コーダーとして他の方に協力してもらうとなると、コミュニケーションや見積もり管理が煩雑になる恐れがあります。
サイト公開後のアフターフォローもしてくれるか
たとえばサイト公開後に問題が起こった場合に、フォローしてくれるかといったところも見ておくとよいでしょう。納品後に連絡が取れなかったり、スケジュールが抑えられなかったりすると、誰もサイトの問題を解決できないまま時間が経ってしまうという事態になりかねません。
依頼できるフリーランスを探す方法
フリーランスを探すのであれば、もちろん信頼できる実績があり、安心して仕事を任せられる人材に巡り会いたいもの。ここでは依頼できるフリーランスを探す方法をチェックしましょう。
TwitterなどのSNS
誰もが全世界に向けて個人で発信ができるようになった昨今、多くのフリーランスの人々は、SNSを駆使して自分の得意分野や実績をアピールし、営業活動に繋げています。同時にSNS内の検索機能を使うことで、発注側の企業も簡単にフリーランスとして活動している人を見つけることができるようになっています。
フリーランスが登録している仕事依頼サイト
「ランサーズ」や「クラウドワークス」、「ココナラ」などフリーランスの人々が登録しているサイトを使うのも主流になってきました。サイト内では、フリーランスの人々が今までにこなした実績などをチェックできるので、企業側は発注前にどんな仕事をしてきた人物であるかなどをチェックできます。
ホームページ制作会社との違いを比較
最後に、ホームページ制作を制作会社に依頼する場合、フリーランスに依頼する場合とどんな違いがあるのか、比較してみましょう。
高品質なホームページができる
制作会社では、様々な分野のスペシャリストが一丸となって日々ホームページ制作に励んでいるので、フリーランスに依頼した場合よりも高品質なホームページに仕上がるといえるでしょう。ディレクター・デザイナー・コーダーなど、各スタッフが専門分野を請け負うため、より高度なレベルの制作が期待できます。セキュリティやSEO対策などの面をとっても、制作会社の方に軍配が上がるでしょう。
確実なスケジュール進行・納品ができる
個人で活動するフリーランスはスケジュール管理が難しく、結果として自社が依頼した政策がなかなか想定していたスケジュールで進まない、ということも考えられます。時には、突然連絡が取れなくなって制作が頓挫してしまうということもあるでしょう。
しかし、制作会社に依頼した際は、社内でリソースの管理もしてもらえるほか、企業の信頼を損なわないためにも期日通りに進めようと譲歩してくれる可能性が高いといえます。
まとめ
本記事ではホームページ制作をフリーランスに依頼することについて、そのメリットや注意点を交えて解説してきました。たしかにフリーランスは、費用が安くスムーズなコミュニケーションが期待できます。しかしページのクオリティ、期日通りに納品してくれる信頼感などは、やはりプロ集団である制作会社に依頼する方が、はるかに担保されるといってよいでしょう。
今や企業のホームページは、ブランドイメージを左右する重大なツールです。万が一クオリティに問題があったり、希望する時期に公開できなかったりした際のダメージはかなり大きなものになってきています。フリーランス人材をうまく活用するのも手ですが、自社の価値を正しく伝えていくためにも、まずは制作会社に依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。